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『思考について』

2017年10月号

2017年10月号 思考 統合失調症思考は脳の重要な活動ですが、その内容は注意・記憶・言語・遂行などの機能が多様に関係する複雑高度なものです。

いわばパーソナル・コンピューター(PC)など精密機械のような神経回路網の作動による結果であり、それがひとたび不調を起こすと、就労を含む日常生活動作や対人コミュニケーションの重大な妨げにつながる症状となります。

 

思考の流れ・形式の異常には、以下のような類型が挙げられます。

思考の進みが遅く停滞する「思考制止」は、うつ病で起こります。

PCで例えると、情報負荷が過重に掛かりビジー状態となって「重くなっている」状態です。

 

逆に、思考の進みが速く思いつきは多いが、目的方向から逸れやすいのが「観念奔逸(かんねんほんいつ)」です。

躁病・飲酒酩酊時などに見られます。PCであれば、検索事項に多少は関連するが殆ど不必要な内容の多すぎる情報が次々に画面に現れてしまい、目的とする作業が困難になる状態といったところでしょうか。

 

更に重症度が進み、思考がまとまらず内容の結びつきを欠く状態が「滅裂思考」で、統合失調症の悪化時などに認められます。

統合失調症では他に、思考の流れが突然遮断される「思考途絶(しこうとぜつ)」、ひとりでに考えが浮かんでくる「自生思考(じせいしこう)」、何者かに命令される「させられ思考」、思考内容を周囲に知られると感じる「考想伝播(こうそうでんぱ)」などの思考異常が出現し、PCで言えば突然画面が消えたり、外部からの無関係な情報操作を受けるなどの現象が起こり、正常操作が不可能になる状態です。

 

PCであれば必要に応じて機器の中身を取り出し直接修理する方法も可能な場合があるでしょう。

しかし、脳については手術などの直接治療によって前記のような症状を改善することは不可能です。

精神の状態を診断したうえで、それに適応がある向精神薬(抗うつ剤・抗躁薬・抗うつ剤など)を投与することが中心治療となります。

 

 

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