各線・天王寺駅すぐ あべのハルカス22F
「1日8時間睡眠」といった言葉もありますが、どんな人でも8時間が適正な睡眠時間であるとは限りません。必要な睡眠の時間は、日中起きている時間帯にどれくらい支障なく活動できるかによって決まるため、適正と感じる睡眠時間には個人差が大きいです。
4時間の睡眠で快適に生活できる人もいれば、9時間以上眠らないと寝不足感が強い
人もいるでしょう。
ですから、単純に何時間寝たか?だけではなく、「いかに熟睡感を得て日中の活動が快適に行えているか」が良い睡眠を得られている指標のひとつになります。
また、寝る前に心配事などについて考えてしまい一時期眠りにくくなるのは誰しも体験されることでしょう。
悩み事が解決すればまた眠れるようになる…という見込みがあり一時的な眠りづらさで済むならば、不眠症と診断するには至りません。ですが、不眠とそれによる日常生活の支障が長期(3ヵ月以上)にわたって続いているようであれば、自然に治る可能性は低くなってきます。
この場合には不眠症として何らかの治療が必要になります。
「最近眠りづらいな」と感じる方は、以上のようなことをふまえてご自身の睡眠の状態について振り返ってみてはいかがでしょうか。