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心療内科・精神科 みなともクリニック ドクターコラム

『精神の薬』

2017年7月号

2017年7月号 『精神の薬』心療内科・精神科の治療では、症状に応じて薬を使う場合があります。

薬を使用するのは、原因が分からない症状(例えば、辛いことやストレスも無いのに気持ちが沈んだりイライラして眠れない…など)がある状態で、症状が起きた“理屈”(=出来事・ストレスと精神変化の因果関係)にもとづく気持ちのコントロールができない場合です。

どうすれば良くなるかが自身では分からない症状を“理屈抜きに”改善してくれる可能性がある方法のひとつが薬物治療です。

精神症状を改善する目的で処方される薬には、抗うつ剤・感情調整剤・抗不安剤・睡眠導入剤・抗精神病剤…などの種類があり、まとめて向精神薬(=「精神の薬」)と呼ばれます。「精神の薬」について、どのようなイメージがあるでしょうか。飲むと頭の中が変わってしまって服用を止められなくなるような、何となく危ないクスリ…?と思われるかもしれません。確かに向精神薬は脳に作用してその機能を調整する働きがあり、また一部には依存性に注意を要する種類もあります。が、効果が発揮されれば、困っていた心身の不調が“理屈抜きに”改善される変化が期待できます。

心療内科・精神科に関連する心身の症状は長引く場合も少なくないため、服薬期間も長期になることがありますが、副作用のない範囲で適切な服用を続けることができれば有力な治療となりえますので、適応のある方にはお勧めしています。なお、当院では処方の際には剤型・薬効・副作用など薬に関する詳細な情報を、診察用のパソコン画面を用いて分かりやすくお示しして説明することにより、納得したうえで服用していただける工夫をしております。それでも前述のようなマイナスイメージが強いなどの理由から服薬を希望されない方には処方を致しませんので、ご安心ください。

心療内科・神経科 みなともクリニック

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